
認知症の中ではアルツハイマー型、
血管性認知症の次に割合が多いのに
一般的にはあまり広くは知られていないのが
レビー小体型認知症です。
その原因や治療法についても
あまり知られていないと思います。
男性の方が発症する割合が高いのですが、
「うちにはその認知症になった人はいないから
大丈夫でしょう」と思っている人がいます。
何を隠そう、それは私自身の家族ですが、
知識がないと認知症は遺伝するものと
思い込む人も少なくないようです。
レビー小体型認知症は特徴的な症状があり、
他の病気と間違えることもあるようなので、
早期発見は遅れることを防ぐためにも
原因や症状について調べてみることにします。
レビー小体型認知症の原因とは
レビー小体型認知症は
比較的新しく発見された認知症です。
徐々に知られるようになったのは
1990年代の後半からなので、
まだ認知度が低い病気なんですね。
その原因は、ハッキリとは
解明されていません。
症状を引き起こす原因となるのは
脳の中にレビー小体というタンパクが溜まり、
それが脳の神経細胞を少しずつ減少させます。
高齢者に多く発症して、
75歳~80歳くらいで発症が
認められるケースが多いようです。
レビー小体型認知症の遺伝の可能性
レビー小体型認知症に
限ったことではありませんが、
認知症は遺伝すると考えている人はいます。
認知症はそもそもの原因がはっきりと
解明されているものが少ないので、
遺伝に関しても確かなデータがありません。
高い確率で遺伝することがわかれば、
もっと予防する方法も研究が進むのでしょうが。
認知症の種類の中には
遺伝の確率が高いものも
ごくわずかにあるそうですが、
レビー小体型認知症は遺伝するものではないと
考えられているようです。
遺伝というのは、
DNAのレベルで遺伝するものと、
生活習慣、食生活、性格などが影響して
遺伝するものもあるのです。
データとして遺伝することが判明しなくても、
親や親族が同じ病気になりやすいこともあるので、
認知症に関しても、そのくらいの認識で
考えておきたいものです。
レビー小体型認知症の特徴
レビー小体型認知症の症状には
大きく分けると三つの症状があります。
認知機能
周囲との会話が上手くかみ合わなくなったり、
場所や時間が認識できなくなるなど。
良い状態の時と、悪くなる時の差が大きく、
急変することが目立ちます。
幻視
実際に見えないものが見えてしまう症状で、
実在しない人物と会話することもあります。
幻視は夜になると症状が出やすくなります。
パーキンソン症状
パーキンソン症状とは、パーキンソン病と
同じような症状が起こるものです。
レビー小体型認知症の特徴でもあります。
身体の震えが起こったり、表情や硬くなり、
バランスを崩しやすくなるなど。
【レビー小体型認知症】
まとめ
レビー小体型認知症については
まだまだ解明されていない部分も多く、
今後はもっと研究が進むことが期待されます。
進行を止める治療方法は
まだないようなのですが、
他の認知症同様に、発見が早ければ
色々な治療の可能性もあるので、
「自分は大丈夫」という過信をしないように
注意していきたいですね。
今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
あなたの悩みが少しでも改善しますように。
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