
発達障害は主に
- 広汎性発達障害
- 学習障害(LD)
- 注意欠陥多動性障害
の3種類に分類されていますが、
その中で、自閉症やアスペルガーは
広汎性発達障害に含まれます。
広汎性発達障害は、
症状の軽さを含めると0.5%~0.9%の
割合でみられる発達障害です。
社会性の発達コミュニケーション能力に
障害があり、強いこだわりがある
という特徴があります。
その他、感覚が過敏であるという特徴や、
想像力の障害などもみられるようです。
広汎性発達障害に含まれている
アスペルガーとはどのような障害でしょうか。
アスペルガー症候群とは
アスペルガー症候群とは、
知的障害を伴なわない自閉症のことであり、
高機能自閉症と呼ばれることもあります。
(定義上、高機能自閉症の中で
発達に遅れがないものが
アスペルガー症候群と呼ばれています)
言葉やジェスチャーを使って
コミュニケーションしたり、
想像力を働かせて相手の気持ちを
察したりすることが難しい障害です。
アスペルガー症候群に見られる行動
アスペルガー症候群の方に
見られる傾向には、3つの
特徴があります。
1:社会性の障害
他人と遊びたがらず、
テレビに出ている人のものまね、
キャラクターになりきるなど、
一人遊びを好む傾向があります。
2:思った事をそのまま言葉にしてしまう
相手の気持ちは気にせずに、
言葉を発してしまうことがあります。
たとえば、太っている人に
「君は太っているね」と言ってしまう。
3:相手の反応や状況を察する事ができない
相手の気持ち、感情を表現や
声のトーン等から読み取る事が難しい。
それ以外にも
- 発言が一方的
- 言葉の裏の意味がよくわからない
- 慣れているものを好む
などがあります。
社会に出てわかることも
中学、高校、大学頃までは、
成績が良くて、問題行動もない。
周囲は、発達障害とは思い浮かびません。
社会にでたり、結婚して始めて、
諸所のトラブルに悩ませられる人が
多くいるそうです。
有名大学卒や大企業に
勤務する人も珍しくないです。
夫婦の場合、子供の誕生など、
環境の変化をきっかけに、
問題が顕在化することがあります。
アスペルガーの症例
アスペルガーの症例には、
いくつかありますが、代表的な
症例は以下の通りです。
- 電話をとっても、一緒に字が書けない
- 書いている字が言葉と字にならない
- 一つの事しか出来ない
- マルチタスクができない
男性は女性よりアスペルガー症候群を
有する率が高い傾向にあり、
調査によっては、
男性の発生率が女性の10倍に
なると示すものもあります。
まとめ
アスペルガー症候群の人で有名な人は、
歴史的な人物でも、
- ダ・ヴィンチ
- ガリレオ
- ベートーベン
- ゴッホ
- エジソン
などそうそうたる名前の人たちです。
早めにアスペルガー症候群に気がつき、
対処法を学び、環境を整えれば、
天才に多い症状の一つと言われているので、
障害があるといえども、
向いている職業につけば、
きらりと光る部分を見つけられかも知れません。
早期に発見する事が
とても大切な事なのですね。
今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
あなたの悩みが少しでも改善しますように。
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